透明少年探偵アキラ

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タイトルロゴ

透明少年探偵アキラ」(とうめいしょうねんたんてい - )とは、ナック制作のパイロットアニメである。

概要[編集 | ソースを編集]

主人公のアキラ

DVD「アニメの王国」に収録されている作品。「透明少年」なんだか「少年探偵」なんだかハッキリしないナックらしいテキトーなタイトルであるが、ロゴから判断すると「透明少年・探偵アキラ」と分けるらしい。

ニコニコ大百科には次のように紹介されている。

チャージマン研!でお馴染のナックが製作しただけあって、突っ込みどころ満載な作品。
作画崩壊、超展開、暴力描写、鳥葬ボルガ式尺あまりといった構成要素がこれでもかというくらい多く詰め込まれており、
チャージマン研!フリークな方々ならば何ら抵抗無く楽しめる作品であろう。

因みにタイトルに「少年探偵」と銘を打っている割に主人公のアキラの風貌がどう見ても青年である点や、推理パートが30秒にも満たない点が本作の見所でもある。また、

  • 何故透明人間になれるかの説明もないまま話が進み、その後宿敵であるZ団団長捕まった後からやっと透明能力を使用
  • Z団基地で調子をこいてリンゴを食べた結果、団員にああ、透明人間だ!と見破られる
  • 逃走後普通に格闘戦をした挙句、暴力描写の多いナック作品でも唯一であろう目潰しを行う

といった具合に透明要素も特に活かせていない為、結果的に「タイトル詐欺」となっている珍しいパターンのアニメである。

本作には同じパイロット作品である「スーパータロム」や「おこれ!!ノンクロ」のような主題歌は存在せず、ナックの初期作品であり、同じ探偵が主人公である「正義を愛する者 月光仮面」のBGMの一部が流用されており[1]、本編自体の登場人物の設定や演出等にも同作品を意識したと思われる部分が存在しているが、皮肉にも流用されたBGMは「アキラの曲」として有名になってしまっている。更にDVD内の選択画面ではタイトルが「透明 人間 探偵アキラ」と誤植されている上に、ジャケットには(「アキラ」の登場人物の中では)Z団団長のカットしか掲載されていない為、視聴前の時点でアキラって悪い奴だなー状態となってしまっている。

上記の通り突っ込み所が非常に多く、また作画・作風もチャー研に近い為[2]、チャー研以外のナック作品で一番チャーケニストに人気があり、また、その影響かパイロット作品でありながら2012年1月14日(正確には15日の深夜)に、キッズステーションにて「制作から数十年の歳月を経てデジタルリマスター版で初放映される」という快挙を成し遂げた奇跡のアニメでもある。気でも狂ったんじゃないのか!?

あらすじ[編集 | ソースを編集]

ある日のこと、展示されている「モナ・リザ[3]」を見に、車に乗って上野の国立博物館にやってきた田中総理。モナ・リザは古川や警備員たちによって警備されていた。ガラスケースの中にあるモナ・リザと対面する田中総理。空気が悪いと言い出し、田中総理と側近たちはマスクをかぶりだす。古川が驚いていると、側近の1人がガスを噴射し、古川と警備員たちは苦しむ。ある警備員[4]が制止しようとしたが、銃?を当てられ、見る見るうちに青くなり倒れた。その間に、ガラスケースに穴があけられ、モナ・リザは取り出されてしまった。

アタッシュケースを持ち、何食わぬ顔で建物から出てきた田中総理は車に乗り込む。警備員の1人が異変を伝えるも、車は気球で釣り上げられ飛んでいく。素顔をあらわにする田中総理。「モナ・リザはいただいた!」。その正体は悪の一味「Z団」を束ねる団長だったのだ。団長は車、そしてモナ・リザと共に空の彼方へ消えていった。

古川探偵事務所。スミレやコマ吉たちが、モナ・リザが何者かに強奪されたニュースをテレビで見ていたところにアキラが現れる。その時、事務所に一本の電話がかかってきた。モナ・リザを警備していた、スミレやコマ吉の父親が亡くなったのだという。悲しみに暮れる2人。アキラはその仇をうつため、事務所を飛び出しスポーツカーに乗り込んだ。

古川は現場で鳥の羽を見つけた。調べてみると、それは奇怪岬にしかいない怪奇鳥の羽だという。モナ・リザを盗んだ犯人が奇怪岬にいると踏んだアキラは、古川とともに奇怪岬へ車を走らせる。怪しい山荘を見つけたアキラは、古川を残して車を飛ばし一人Z団の基地へ乗りこむも、彼らの罠にかかってしまう。

制作時期の考察[編集 | ソースを編集]

同じパイロット作品であり、かつてのスタッフの証言がある「スーパータロム」とは違い、制作時期は明らかになっていないが、

  • 実際に1974年の4月~6月に東京国立博物館にてモナリザが期間展示されていた
  • 本編の作画・作風が「チャー研」と非常に類似している
  • 「チャー研」や(同時期放映の)「ダメおやじ」に出演していた劇団近代座が声優として参加している
  • 田中角栄氏の「内閣『総理』大臣」としての在任期間は「1972年7月~1974年12月」である

この点から、少なくとも「アキラ」が作られたのは1974年頃と推測される。

登場人物[編集 | ソースを編集]

各種解説ページ[編集 | ソースを編集]

外部リンク[編集 | ソースを編集]

脚注[編集 | ソースを編集]

  1. 因みに場面転換の際に流れる印象的なジングルには「月光仮面」の音楽担当である三沢郷氏が参加した「流星人間ゾーン」の物が使用されている。
  2. スタッフ・キャストが共通らしい??
  3. 作中では、「モナ・リザの微笑み」と呼ばれていたが、絵画そのものを指すときは、「モナ・リザ」と呼ばれる。
  4. スミレコマ吉の父親