こんなところ

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こんなところとは、「チャージマン研!」などで登場するセリフである。

「チャージマン研!」における「こんなところ」[編集 | ソースを編集]

第10話「バリカン大暴れ![編集 | ソースを編集]

ジュラルの円盤内に囚われていた泉家を発見した際、バリカンが「みんなこんなところにいたのか」と発言している。

第23話「恐怖!精神病院[編集 | ソースを編集]

精神病院に潜入したに、精神病院の地下にある秘密の工場について尋ねたパパ の以下の台詞より。

「じゃあ、警視総監の依頼でこんなところへお前を潜り込ませたのは無駄じゃなかったんだな。」

普通に考えても精神病院を「こんなところ」呼ばわりするのは問題がある。ましてや、パパは家族にも忘れられているが一応医者である。

「チャージマン研!」放送当時は、漫画やアニメにおけるこのような差別的な表現は珍しいものではなかった。例えば、『アポロの歌 (1970年)』では「こんなところ」、『もーれつア太郎 (1967年)』や『サイボーグ009 (1968年)』、『侍ジャイアンツ (1973年)』では「キチガイ病院」という表現がある。

日本では、戦前より、精神疾患患者は病院などの施設に隔離収容するという考え方があった。戦後、WHOは日本に対し、 精神疾患患者の隔離収容政策の転換が必要であると勧告した(クラーク勧告)[1]が、1964年に発生したライシャワー事件や、マスメディアのネガティブキャンペーンにより[2]、国の精神病患者に対する隔離収容政策は逆に強化され、精神疾患患者に対する風当たりは強くなってしまった。作中の精神病院や精神疾患患者に関する描写は、社会的偏見がまだ非常に強かった放送当時の実態に影響を受けていると言える。

この回に登場する精神病院も当時の風潮を強く受けた故か、医療機関として明らかに問題が多い[3]ことや、怪しい工場が建てられている疑いがあることなどから、「こんな(患者を粗末に扱う)ところ」「こんな(裏で不審な密造を行っている)ところ」というニュアンスが含まれているとも考えられる。同じ医療従事者だからこそ尚更「こんなところ」が許せなかったのだろう。

あるいは息子を調査のために潜伏させ患者の演技までさせた事に対する後ろめたさから「こんな(病気でもない研が本来なら入れられる筈のない)ところ」という意味で研をフォローしたのかもしれない。

その他、単に「こんな(一見怪しくもない普通の)ところ」という説もあり、問題発言としての悪名高さとは裏腹に実はそんなに悪意のない言い回しだったのでは?という考えもある。

なお、「恐怖!精神病院」では冒頭おどろおどろしいBGMが流れる。その不気味さと、精神病院を恐ろしいイメージで描写するという悪い意味でのインパクトから強く印象に残った為、通称「こんなところのテーマ」と呼ばれる。このBGMはサウンドトラック「チャージマン研! Tribute to Soundtracks vol.1」に「BGM10」として収録されている。

第55話「エジプトで出会ったやつ[編集 | ソースを編集]

研がエジプトの砂漠を指して発している。

第59話「恐怖の森[編集 | ソースを編集]

森の中にあるジュラル星人の施設を発見したハンターの一人が発している。この時には偶然にも発言直後に「こんなところのテーマ」が流れている。

コミカライズ版(テレビランド)第5話[編集 | ソースを編集]

謎の人物に呼び出された場所で、研が「こんなところ」発言をしている。

透明少年探偵アキラ」における「こんなところ」[編集 | ソースを編集]

奇怪岬怪奇鳥の巣窟を指す。

アキラはZ団の基地へ乗り込むも、捕らえられて目的を吐かされる。その後怪奇鳥の巣窟に放り込まれ、「Z団最高のもてなし」(鳥葬)を受けることに。モナ・リザを取り返すという目的を果たしていない為、アキラは「くそ、こんなところでやられてたまるか!」と叫んだ。

また、この発言以前に、古川が「ひとまずあそこに隠れよう」と発言するが、その「あそこ」を指してこんなところと呼ばれる事がある。

スーパータロム」における「こんなところ」[編集 | ソースを編集]

西沢博士が暮らしている八丈小島を指す。

旧友である西沢から手紙を受け取った日暮里博士は、地元漁師の協力を得て八丈小島へ降り立つ。かつて人々が居を構えていた形跡を残しつつも無人島となり、今やすっかり荒れ果てた八丈小島の光景を目の当たりにし、日暮里は「こんなところで西沢君は生活しているのか」と呟いた。なお現実の八丈小島もかつては有人島であったが、すぐ近くの八丈島との生活水準の差を理由に集団離島により1969年に無人島となっている。

この台詞を含む日暮里と西沢の再会シーンは完全版にて初めて明らかとなった。同時に「チャー研」「アキラ」そして「タロム」の三大ナックアニメ(?)全てに「こんなところ」たるフレーズが登場することが判明したことになる。

ネタとしての「こんなところ」[編集 | ソースを編集]

パパが精神病院を指して発言した「こんなところ」が圧倒的に有名であり、掲示板やSNSなどの、チャーケニストが集まるコミュニティや、オフ会などのイベントを指すようになった。チャーケニストは「こんなキチガイアニメを好き好んで観ている」という意味で「かわいそうなお友達」と自称しており、こんなところが指す意味を踏まえて半ば自虐的に使用している。ただし、誤解を招かないよう、使用には節度が求められる。

なお、これと似たような使われ方をされる言葉として、第54話「怪奇!ロウ人形館」での音吉の台詞「こんなの見たって面白くないのに」がある。

関連項目[編集 | ソースを編集]

脚注[編集 | ソースを編集]

  1. https://archives.bukkyo-u.ac.jp/rp-contents/FO/0016/FO00160L039.pdf
  2. 60歳からの青春 精神科病院40年をへて(NHKハートネット)
  3. 精神病患者を薄暗い牢屋のような部屋に収容する、満足に衣服を与えない、職員が患者・親族の双方に対し横柄な態度を取る、など。