頭の中にダイナマイト
「頭の中にダイナマイト」(あたま - なか - )は、「チャージマン研!」の第35話(DVD版では第33話)である。
バリカン、キャロンと共に映画館へ怪獣映画を見に来た研。上映の合間にバリカンと菓子を買いに行った先で、西ドイツの学者・ボルガ博士と出会う。
その後、博士は怪しい男達に連れ去られてしまう。研が後をつけると、そこには映画館の外へ連れ出され男に銃のようなものを突きつけられたボルガ博士の姿が。博士は意識を失い、男たちはそのまま車で連れ去るのだった。
ボルガ博士は東京湾上で建設が進められている海上工業都市の設計者であり、この日の夕方には海洋局局長や吉坂博士ら日本を代表する学者らを招き宇宙局大ホールでレセプションを開く予定だった。その事をニュースで知った研は、「連れ去られたはずの博士がなぜ?」と疑問を抱えつつ宇宙局大ホールへ向かう。
日本を代表する学者らが吹っ飛ぶ瞬間をジュラルの円盤で待つジュラル星人たち。ボルガ博士はジュラル星人たちによって秘密裏に改造されてしまっていたのであった。
レセプション会場にてボルガ博士らが歓談していたところへ研の声が響く。「そこにいるボルガ博士は偽物です!」。吉坂博士に事情を説明する研。しかし会場にいたボルガ博士は鏡に映っていた。「奴等は鏡に映らないはずだ…すると?そんな、そんな馬鹿な!」。吉坂博士からは帰るよう促された研。しかし研は、ボルガ博士から聞こえてくる「チッチッチッ…」というかすかな音をつかんだ。「そうか、頭の中に爆弾が!」。
変装した研は会場からボルガ博士を連れ出し、スカイロッドに乗せる。「今のあなたは人間ロボットなんだ!」。後ろからジュラルの円盤が迫る。ジュラルの円盤は光線で攻撃するも、スカイロッドはかわす。そうしているうちに、爆発の時刻が迫ってくる。そして研がスカイロッドのボタンを押した。「ボルガ博士、お許しください!」
スカイロッドの床が開き、ボルガ博士は落とされ、ジュラルの円盤めがけて落下。そしてジュラルの円盤を道連れに爆発した。
その後海上工業都市は完成した。夕日に染まる工業都市を眺め、研と吉坂博士はボルガ博士を悼んだ。
- 「チャージマン研!」の中でも有名な回の一つ。迷言「ボルガ博士、お許しください!」や、その直後の敵の円盤に投下する解決法はあまりにも有名。
- 元ネタは1969年公開の映画「ゼロの決死圏」[注 1]だろうか。
- 一見シリアスなエピソードだと思うかもしれないが、実際はナッククオリティの作画や、独特のテンポの悪さも相まって凄まじくカオスに仕上がってしまっている。
- ボルガ博士を「西ドイツの学者」としている設定が時代を感じさせる。「チャー研」が放送されたのは1974年(昭和49年)。まだドイツが東西に分断されていた時代である。東西ドイツが統一を果たすのは、「チャー研」放送から16年後の1990年(平成2年)のこと。
- 会話のドッジボール(研・バリカン)
- 「お菓子好きかい?」(ボルガ)
- 「うん、大好きさ!」(研)
- 「オイラも大好きでゲス!」(バリカン)
- 「あんまり皆さんを驚かすものじゃないな、坊や」(ボルガ)
- 「そうか、頭の中に 爆弾が!」(研)
- 「今のあなたは人間ロボットなんだ!」(研)
- 「ボルガ博士、お許しください!」(研)
- 「可哀想なボルガ博士…」(研)
- 「きっと空の向こうから見ていてくださってるよ」(吉坂)
- M:i:Ⅲ/ゴースト・プロトコル
- Project BLUE 地球SOS 第5話「侵略の魔手! G反応炉作動せず! 前編」
- TAROMAN 岡本太郎式特撮活劇 第18話「捨てる主義のすすめ」
- こちら葛飾区亀有公園前派出所 第1338話「大阪捜査網!?」
- ゲッターロボアーク
- ルパン三世(第2シリーズ) 第145話「死の翼アルバトロス」[注 2]
- アストロガンガー 第17話「戦慄のスパイモンスター」
- 鋼鉄ジーグ(安田達也版)
- 週刊ストーリーランド 女警部神宮司葉子
- 戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー 第59話「ブルーティカスの復活」
- 超人機メタルダー
- 無敵超人ザンボット3 (人間爆弾)
- 氷室の天地 Fate/school life(メインキャラ2人が「ボルガライス」という単語を見て「お菓子好きかい?」やボルガ博士の落下シーンを連想していた)
- 2025年9月9日、日清食品は8日に発売した新製品「魔改造カップヌードル」のPRとして『チャージマン研!』とのコラボ企画を実施。本エピソードの一部シーンを流用したWebCM「チャージマン研! 魔改造 篇」が公開された[1]。
- 前回: 第34話「スカイロッド 地底に突っこめ!」
- 次回: 第36話「戦慄!悪魔の病院」