頭の中にダイナマイトの台詞書き起こし
キャロン「きゃー!」
研「えーと僕はアイスクリームとピーナツとキャンディと…そして、えーと何にしようかな?あっ!!」
バリカン「オイラは、ジュースと、チョコレートと、クロレラキャラメルと、そしてえーとあとせんべいと、それからぁ…」
研「どうも、すいませんでした」
ボルガ博士「お菓子好きかい?」
研「うん、大好きさ!」
バリカン「オイラも大好きでゲス!」
ボルガ「ホホホホ、そうかね」
男「あなたがボルガ博士ですね?」
ボルガ「君達は?」
男「来てください」
バリカン「あっ!行こうよ研坊、もう映画が始まっちゃうよぉ」
研「バリカン!先に行ってて」
「ん?」
ボルガ「離せ!何をする!う!」
研「あ!……あ!」
アナウンサー「次に東京湾上に建設している海上工業都市の設計者である西ドイツのボルガ博士が、今夕、工業局の局長を始め、科学の権威である吉坂博士など、日本を代表する学者、十数名を招いて、宇宙局大ホールでレセプションを開くことになりました」
研「嘘だ!ボルガ博士はあの時…」
バリカン「研坊、どったの?」
キャロン「何だか顔色が変よ?」
バリカン「あれ?」
キャロン「あら?」
ジュラルA「レセプションはもう始まっているな?」
ジュラルB「あと30分で、日本を代表する学者達が吹っ飛ぶわけだ」
ジュラルA「まさかボルガ博士が改造されてるとも知らずにな!」
ジュラルA&B「ハハハハハハハハ」
(学者達の話し声)
研「皆さん!そこにいるボルガ博士は、偽物です!」
学者達「なんだって?」「マサカンナ」「そんなまさか」「バカな」
吉坂博士「研君、何を言うのだ?」
研「吉坂博士、僕は見ました!本物のボルガ博士が何処かに連れ去られるのを。ここにいるのはきっと…」
ボルガ「研君」
研(鏡に映っている。奴らは鏡に映らないはずだ。すると、そんな、そんなバカな)
ボルガ「あんまり皆さんを驚かすものじゃないな、坊や」
(学者達の笑い)
吉坂「研君、今日は帰りなさい」
研(そうか!頭の中に、爆弾が!)
研「チャージングGO!!」
ボルガ「何をする?」
研「ボルガ博士、あなたは殺されたんです。その頭の中に爆弾を仕掛けられて、今のあなたは人間ロボットなんだ!」
研「ボルガ博士、お許しください!」
ボルガ「うぉーーー!」
ジュラル「ア!!」
研「可哀想なボルガ博士… でもこうして海上工業都市が立派に出来上がりました」
吉坂「きっと空の向こうから見ていてくださってるよ」
研「えぇ」