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僕のパパは時代おくれ?

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「僕のパパは時代おくれ?」(ぼく-じだい)は、『チャージマン研!』の第33話(DVD版では34話)である。

登場人物

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あらすじ

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ある日の朝、学校に登校する生徒たち。研は、浮かない表情で壁にもたれるクラスメイト、おさむ君を見つける。勉強はもう嫌だというおさむ君。自分の父親のことでマモル君にいじめられたという。

おさむ君のパパ・横田三吉は、今の時代が大嫌いでわざと昔風の生活をしていた。今の時代は月面に基地が5つ、宇宙船や人工衛星があるなど宇宙開発が盛んにもかかわらず、三吉は「月にはうさぎが住んでいる」という昔の言い伝えを本気で信じており、そのせいでおさむ君まで恥ずかしい思いをしていたのだ。

それでも三吉は時代おくれの暮らし方をやめようとはしなかった。しかし、ロボットに規則を強いられたり周囲からの嘲笑を浴びるにつれ、三吉は徐々に現代社会への苛立ちを募らせる。「機械が人間よりも偉いと言うのか!?」。

機械だらけの世の中に耐えかねた三吉は、公園の木の枝にかけられていたロープで首をつり自殺しようとする。しかし枝が折れ失敗してしまう。別の枝にロープをかけようとするが、すでにロープがかかっているのを見つける。それは自殺の手助けをしようとジュラル星人が用意したものだった。三吉は気が変わるが、一人でも多くの人間が消えることを望むジュラル星人は執拗に迫る。

そこに研が現れ、その場にいたジュラル星人を全員始末した。

木の陰から現れるおさむ君が現れる。三吉は彼を抱きしめ、自ら命を絶とうとしたことを詫びる。「時代おくれ」の考えを改めることはなかったが、それでもおさむ君は自分の父親を誇りに思うのだった。

内容について

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  • 機械化によって便利で合理的になった社会はすべての人間を幸せに出来るのか?」という哲学的なテーマを題材にしたと思われる回。機械化・合理化が推し進められ、それを拒む者は笑いものにされる世界に嫌気がさし「機械が人間よりも偉いというのか!」と叫んで自殺にまで追いつめられる三吉の姿は現在でも差さる人には差さるのではないだろうか。
    • しかし、実際の本編ではそのテーマがちゃんと生かされてるとは言い難い。ラストシーンは一見まともに締められているように見えるが、おさむ君が父親を誇りに思う描写がかなり唐突でほとんどの視聴者を置いてけぼりにしてしまっている印象が拭えない。おさむ君も三吉も双方の考えに対する理解や歩み寄りは結局描写されず、根本的には何も解決していないのだ。「周りに時代遅れと笑われても一児の立派な父親」を表現したいのならもっと三吉に父親らしい頼もしい一面(例えばジュラル星人に襲われそうになるおさむ君を三吉が身を挺して守ろうとする等)を描いてもよかったはずだ。…「ナックはそこまで考えて作ってねーだろ」とか言ったそこのお前、ジュラル星人だな!滅ぼしてやる!
      • さらに細かく見ると、開始早々おさむ君の物騒な台詞あんな奴ら、誰かに殺されればいいんだよ!、回想シーンでのキチガイつつ、いつ回想シーンを抜けたのか分からない構成、ジュラル星人が現れ突然気が変わる三吉など、やはりいつもどおりツッコミどころ満載である。まぁチャー研らしくて良いよね。
      • なお、ラストはおさむ君が三吉を「日本一の父」と誇る独白で締め括られるが、馴れーションを除くキャラクターが語り手を担うという本作では珍しい演出が採用されている。
  • 「チャー研」の描く未来の世界の日常がよく分かる回でもある。「ムーヴウェイ」なる動く歩道が街中に張り巡らされ、歩くことなく移動できるというか、ロボットによってムーヴウェイに乗る事を強いられている。ムーヴウェイは他の話でも度々登場しているが、結構分かりづらい。雨の日はドームのような物で歩行者を覆っている。モノレールは空中を走行しているのに、SEが余計な仕事をするせいで何故かレールのようなガタゴト音がする。[1]おさむ君曰く、宇宙局によって月面開発が進んでいるらしい。
  • 「月でウサギ さん が餅をついている」と真顔で言う三吉。時代おくれな風を出したかったのだろうが、いい年をした大人のセリフとは思えない。さすがに本気で信じているわけではなく童話やおとぎ話の一種だとしても、10才にもなる男の子であるおさむ君が聞いて喜ぶようなことではない。
  • 落下傘ゲームというのが流行しているらしい。どう見てもパラシュートで降下しているようにしか見えない。その点ゲームというよりはアクティビティであるが、何かゲーム要素でもあるのだろうか。もとより、街中をパラシュートで降下しているのは危険ではないか?
  • 落下傘ゲームの参加者達のズボンが肌色の為、生足にも見える[2]吉坂博士といい一部のジュラル星人といい、未来では生足が流行りなのだろうか?
  • たった一人の人間に対して、自分たちの手でさっさと消してしまえば済むところをわざわざ自殺させようとする、相変わらず回りくどいジュラル星人。結果的に三吉の自殺を思い留まらせた事から、チャーケニストからは「ジュラル星人が自殺志願者を救った」とネタにされている。但し、「自殺の手助けをする」行為は『 自殺幇助罪 』に、「自殺を執拗に迫る」行為は『 殺人罪 』に該当する立派な犯罪である。
  • 自殺の手助けのためだけに出てきたジュラル星人は計8名という大人数である。しかし明確に研に始末された描写があるのはそのうち4名だけである。実は殺戮から生き延びたジュラルがいるのかもしれない。

僕のパパは時代おくれ?の台詞書き起こし

名言・迷言

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影響を与えた(であろう)主な作品

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  • 忌野清志郎「パパの歌」
  • 河島英五「時代おくれ」
  • かまやつひろし「我が良き友よ」

前回・次回リンク

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  1. 絵コンテではモノレールのレールがしっかり描かれているが、実際の映像には何故か描かれていない。
  2. 直前の降下シーンではスボンが肌色ではないので、着色ミスだと思われる。