まんが猿飛佐助
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「まんが猿飛佐助」( - さるとびさすけ)は、東京12チャンネル(現:テレビ東京)とナックの共同製作によるテレビアニメである。
概要[編集 | ソースを編集]
1979年10月9日から1980年4月15日まで毎週火曜19:30~20:00に放送されていた。全24話。
江戸時代幕開けの日本を舞台とした時代劇アニメ。甲賀流忍術の修行を積んだ忍者の少年・猿飛佐助と仲間達の活躍を描く。
デジタルアーカイブ化を目的としたクラウドファンディング[編集 | ソースを編集]
「チャージマン研!」と同様に「アニメの王国」やラインコミュニケーションズからDVDも発売されていたもののチャーケニストの間ではあまり知られていなかった。このまま公式言うところの「埋もれた作品」のまま人々に忘れ去られるのか…と思いきや、2021年7月、「ナック作品アーカイブ化第2弾」[注 1]と称して「猿飛佐助」のデジタルアーカイブ化を目標としたクラウドファンディングがICHI公式によって呼びかけられた[1]。前述の通りDVD化はされているものの、画質はDVD規格に落としてあるため製作当時のクオリティを再現しきれるまでには至っていなかった。旧ナックが残した作品を「特異性、独特の世界観から他のアニメ作品とは一線を画して」いるにもかかわらず「スポットライトが当たらず埋もれている」と認識しているICHIの思いが今回のプロジェクト発足の経緯とされている。
結果、趣旨に賛同した多くの有志達による手厚い支援を受け、目標金額250万円を無事に達成。YouTube公式チャンネル「公式ナックアニメ@ICHI」にて全話リマスター版が配信されることとなった。
マイナーながら明朗快活で純粋な勧善懲悪を描いた作風は時代を経て美しく蘇り、今日も多くのチャーケニスト達を夢中にさせている。
登場人物[編集 | ソースを編集]
- 猿飛 佐助(さるとび さすけ)
- 声 - 松岡洋子
- 本作の主人公。忍術の師匠・白雲斎の下、3年間甲賀流忍術の修行を受ける。「オン・キリキリバサラ・ウンハッタ」の呪文を唱えることによってあらゆる忍術を駆使する。陽気な性格で可愛い女の子に弱い。
- 真田 幸村(さなだ ゆきむら)
- 声 - 池田勝
- 戸澤 白雲斎(とざわ はくうんさい)
- 声 - 丸山詠二
- さくら
- 声 - 高木早苗
- 三好 清海入道(みよし せいかいにゅうどう)
- 声 - 西尾徳
脚注[編集 | ソースを編集]
注釈[編集 | ソースを編集]
- ↑ 第1弾は2020年8月に実施された「チャージマン研!」のアーカイブ化で、目標金額の600万円を大きく上回る889万3000円もの支援金が集まった。
出典[編集 | ソースを編集]
外部リンク[編集 | ソースを編集]
- まんが猿飛佐助 オープニングテーマ曲「さるとび参上」〈リマスター版〉 - 公式ナックアニメ@ICHIによるOP動画
- 『まんが猿飛佐助』第一話「オンキリキリ さるとび参上」 - 公式ナックアニメ@ICHIによる本編第1話