農業コンビナートの危機の台詞書き起こし

ナレーション「これは、農業コンビナート。未来では農作業がぐんと楽になって、能率の良い仕事ができるようになるんだ」
「たとえば、太陽熱を吸収して、農作物に程よく光を与える太陽電池センターや、人工の雨を降らせる特殊ヘリコプター」
「日本中どこもマンモス農場になって、皆おいしいお米や野菜が食べられるんだ」

松本「毎日1万ヘクタールの農地を見回るんだよ。それが農務局の調査課の一人分の受け持ちなんだ」
「この地域は私の受け持ち。どうだいこのだだっ広さ！隅々までなかなか手が回らなくてねぇ！」
研「あそこに見える家がそうですね？」
松本「そうだ。いくら電話しても誰も出ないし、集会にもばったり顔を見せなくなっちまったんだよ」
キャロン「旅行でもしてるんじゃないかしら」
松本「いや、そんなはずはないね！今は一番忙しい時だ。それに他の連中に聞いても、ここ一週間誰もあの家の人間に会っていないって言うんだ」
「研君、ここで待っててください！」
研「はい！」
バリカン「研坊一体どういうことなの？」
研「うん、やけに静かだ。嫌な予感がするよ」
松本「びゃあああああああああ！！」
研・キャロン・バリカン「あぁっ！？」
研「松本さん！」
「しっかりしてください！一体誰が！？」
松本「う、うぅ…。あ…あそこ…あぁ…」
研「あっ…！」
キャロン「キャーッ！」
松本「うぅ…は、早く、ここから逃げたまえ！は…早く！う゛うぅっ…」
研「ま、松本さん！」
バリカン「ウヒョォァ～けけけけ研坊～！」
研「そ、外へ出るんだ！急いで！」

キャロン「あっ、お兄ちゃん！」
研「早く戻って、農業パトロール隊に知らせよう！」
バリカン「あっ！」
キャロン「変なヘリコプターが！」
研「クソ～現れたな！」
後部座席ジュラル「おい、丁度いいところにチャージマンがやって来たぜ」
操縦士ジュラル「フッフッフ、農業コンビナートの破壊を邪魔する奴は皆殺しだ！」

キャロン「あっ！お兄ちゃん危ない！」
「あぁっ！」
バリカン「うへぇ～」
「うひょぉ～」
研「バリカン、伏せろ！」

研「チャージングGO!!」

ジュラル「んん゛～くぅ～…」
「わー！ぶ、ぶつかるーっ！！」

研「ジュラル星人の犠牲になった、かわいそうな人達…」
バリカン「研坊、悔しいよぉ！うぅ、ｸｼｭﾝ…」
キャロン「ｸｽﾝ…」
研「ジュラル星人！必ず僕がこの手で、滅ぼしてやる！」