研の秘密を探れ!
「研の秘密を探れ!」(けん-ひみつ-さぐ)とは、「チャージマン研!」の第17話である。
本編[編集 | ソースを編集]
登場人物[編集 | ソースを編集]
あらすじ[編集 | ソースを編集]
とある夜、吉坂博士は研究所で顕微鏡?をのぞき込み、研究に没頭していた。そんな博士に忍び寄る一体のロボット。しかし博士はロボットに気が付かず、ロボットに襲われてしまう。異変に気が付いた2人の警備員が博士のもとに駆け付けると、ロボットは気を失った博士を抱えていた。警備員たちは光線銃でロボットを攻撃するも一切効かず、ロボットは2人を返り討ちにする。博士を抱え研究所から逃げようとするロボットだったが、飛んできた小型発信機がロボットの背後に知らぬ間に貼りつく。
翌朝、吉坂博士の研究を見せてもらうため研究所にやってきた研・キャロン・バリカン。しかし研究所に着くや否や異変に気付く。警備員から事情を聞き、オレンジレーダーで博士の居場所を突き止めた研は変身。
そのころ、Z地区にいたジュラルの円盤の内部で博士はジュラル星人たちから拷問を受けていた。研の弱点を聞き出そうと、ジュラル星人は電流?を流して博士に迫っていた。しかし頑なに研の弱点を吐こうとしない博士。
スカイロッドはジュラル円盤のすぐ上まで接近して静止、研はスカイロッドから出てガドロシューズで降下。そしてジュラルの円盤の中へ[1]。「やい、化け物!博士を返せ!」。そんな研とバリカンに、博士を襲ったロボットが迫る。驚いたバリカンはボディに手足と頭を引っ込めてしまう。研は飛び蹴りをするも、ロボットはびくともしない。アルファガンで攻撃しようとしたが、飛び掛かった時にアルファガンを落としてしまったことに気が付く。その時、バリカンが転がりロボットの足元へ。バリカンを踏んだロボットはバランスを崩す。研はその隙にアルファガンを拾い、ロボットを攻撃。光線を浴びたショックで狂ったロボットはジュラル星人たちの方へ向かいだした。そしてジュラル星人たちを道連れに爆発した。
飛行するスカイロッドの中で、自身の弱点について吉坂博士から聞かれた研は恥ずかしげに答える。「それは…算数なんです」。3人を乗せたスカイロッドは飛び去って行った。
内容について[編集 | ソースを編集]
- SEが仕事をしない回。冒頭の戦闘シーンは第9話「ジュラルモンス登場」と同様、夜間なのでマナーモード(小型発信機はマナーモードを設定し忘れていた)だったのだとしても、研とロボットとの対決でもSEのNEETぶりが目立つ。ただ、ロボットは「ィ゙ェ゙ーォ゙ヮ゙ー」「ゥ゙ァ゙ー」などと呻くので(第14話「闇夜に消えた大仏」の大仏と同じ技術を使っているのであろうか)余計にSEがないのが気になってしまう。
- ロボットに踏まれても平気なバリカンが地味にすごい。
- 吉坂博士は研の事を思って弱点を言わなかったのではなく、本当に知らなかったようである。第2話「危機一髪!!」の時点でジュラル星人でさえ「光がないと変装できない」ことを知っていて、しかも家の場所までバレているのに……。他にもトマトジュースが飲めないとか、すぐハニートラップに引っかかるとか、意外と研の弱点は多い。
- そもそもジュラル星人は研の家の場所や、光がなければ変身できないという最大の弱点(笑)を知っているはずなのに何故わざわざ他に研の弱点を知ろうとしたのかは謎である。
- また、コミカライズ版では、(アニメ版もそうとは限らないが)チャージマンの装備を作ったのはパパなので、何故吉坂博士を誘拐したのかも謎である。魔王様「我々とて必死だ!」
- 倒れていた警備員に事情を聞き出す時の研が突然チャージマンに変装している。と思ったら次のカットで元に戻り、さらに次のシーンでまた変装。(単なる作画ミスだろうが)完全に二度手間である。
- オレンジレーダーで博士の場所を確認したのを最後にキャロンが全く登場しなくなる。おそらくキャロンは研究所に置いて研とバリカンだけでジュラル円盤に向かったのだと思われるが、誰もそのことに触れない。そしてそのまま終わる。
- ガドロシューズで降下した際、円盤から随分と離れたガスタンクの影に降下している。
- ロボットが爆発した際、吉坂博士もバリカンも研も巻き込まれているように見えてしまう。爆発寸前に円盤から逃げていたのかもしれないが…。
- ラストシーンにて、まるで今にも墜落しそうな異常振動をしながら飛んでいくスカイロッド。
台詞[編集 | ソースを編集]
影響を与えた作品[編集 | ソースを編集]
- 装甲騎兵ボトムズペールゼンファイルズ
- ルパン三世(PART2)第112話「五右エ門危機一髪」
前回・次回リンク[編集 | ソースを編集]
- 前回: 第16話「殺人レコード 恐怖のメロディ」
- 次回: 第18話「囚人島大脱走」
脚注[編集 | ソースを編集]
- ↑ ガスタンクの陰に降下した次のカットで、いきなり吉坂博士が囚えられた円盤の中の広間にいる。