R-1 23話

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R-1 23話とは、第31話「危機!爆破1秒前」に一瞬登場したメッセージのこと。

概要[編集 | ソースを編集]

R-1 23話.png

本編の1:45~1:46のあたりに、油性ペン?で「R-1 23話」と書かれた白い紙と、スタッフの手が一瞬だけ映り込む。その前後の映像の繋ぎが少々おかしく、同じカットが不自然に二回続いている。

映画やアニメなどのフィルム撮影では、編集の際にフィルムの内容を確認できるよう、冒頭にフィルムの情報(シーンや話数など)を撮るのが通例である。例えば、映画の撮影では、シーン情報など編集の際使用する情報をカチンコに書いてフィルムに撮る。無論このようなコマは編集の段階にてカットされるのが普通だが、編集ミス等で残ってしまったものとみられる。

ちなみにチャー研における23話は「恐怖!精神病院」。しかしこの「危機!爆破1秒前」の絵コンテを見ると#23と書いてあったのを打ち消し線で消して#31と書き直してある。おそらく制作途中まではこちらが23話の予定だったのだろう。リテイクのことをRと略すことがあるので、リテイクを録ったフィルムを編集する時に一回目のテイクの一部とショット情報のコマを残してしまったのだろう。

「チャージマン研!」の他にも、1964年のテレビアニメ「0戦はやと(ピープロダクション制作)」のOPにも一瞬だけだが指どころか手の甲や腕時計まで映っているシーンがある。

「機械仕掛けの神(デウス・エクス・マキナ)」「究極のメタフィクション」「スタッフ登場回」などと言われることがあるが、チャー研はそんなアニメではないのでくれぐれも期待しないように。

なお、「R-1 23話」と似た手法で、一瞬だけストーリーと無関係なコマを見せ、受け手の潜在意識に無意識に働きかける(何らかのメッセージを伝える)ものとして「サブリミナル効果」と言うものがある[1]。有名な話として、1950年代、アメリカのある映画館で、映画に「コーラを飲め」「ポップコーンを食べろ」というコマを入れたところ、映画館でのコーラやポップコーンの売り上げが急増したというものがある[2]。しかし科学的にそのような効果は立証されていない。かつてオウム真理教が社会問題となっていた頃、TVアニメ「シティーハンター3」に麻原彰晃元代表の顔が一瞬だけ入っていたことが発覚し問題視されたことがある。実際は制作サイドの"お遊び"であったのだが、渦中の人物であったこともあり、サブリミナル効果共々騒動を呼んだ。

キッズステーションなどの再放送や、VODサービス(dアニメストア等)の配信では、このシーンはカットされている。

脚注[編集 | ソースを編集]

  1. 「チャージマン研!」にサブリミナル効果が使用されているということではないので、誤解なきように。
  2. 真偽のほどは不明。広告会社の作り話と言う説もある。