石化

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石化」とは、「チャージマン研!」第13話「対決!海底都市」において、海底局長が薄灰色一色になってしまった状態のことを言う。

概要[編集 | ソースを編集]

石化してしまった海底局長(左)

なぎさ先生に海底都市のセントラルルームを案内する海底局長。説明の後、半ば唐突に「あちらでお茶…」と局長が言うシーンにおいて、局長がコンクリートのような薄灰色一色になってしまった。その後局長は終始灰色のままだった。

これは制作段階において、キャラクターのセル画に何らかの理由で本来の色が入らず(入れることができず)、結果灰色一色で塗りつぶしたまま放送されたものとみられる。なお、この回では海底都市を見学する背景の子供たちも灰色一色となっている。

様々な事情により、制作途中の段階でやむなく放送されるケースは昔からある。例えば、人手不足などで制作スケジュールがひっ迫状態にあった「超時空要塞マクロス」では、線画だけを撮影したフィルムが放送され、衝撃を与えた。また、制作管理が破綻し未完成のまま公開された劇場アニメーション「ガンドレス」は、作画崩壊や単色塗りのオンパレードとして今もなお語り草となっている。

西野靖市[1]氏は、制作当時について「大変しんどい目をして作った」と述懐している[2]。5分ほどのアニメでも苦労して制作していた当時の状況がうかがえる。

脚注[編集 | ソースを編集]

  1. 西野聖市
  2. アニメージュ1979年4月号。詳細は紹介スライドを参照されたし。