時限爆弾電送テレビの台詞書き起こし

魔王「これが、我がジュラル星科学陣が完成した、物体電送テレビだ。これを使って日本の重要施設を、爆破する!」

アナウンサー「先日の東京港の爆発に続き、今日は東京第二国際空港が何者かによって爆破されました」
「ジュラル星人の仕業だ」
バリカン「はぁぁぁ?」
キャロン「ジュラル星人?」
「そうさ。東京第二国際空港には、自動警備装置があり、絶対危険物は持ち込めないようになっているんだよ。この事件はジュラル星人以外には、考えられないんだよ」
バリカン「ほんと~う?」
「でも、そんなとこへどうやって侵入したんだろう? 早く敵の爆破方法を探り出さないと、今に日本の交通施設は、全滅だ!」

「この空港ビルの発着タワーは、世界一なんだぜぇ☆」
キャロン「キャアア~~~」
「アアッ アア」
バリカン「ケアッ」
「ど、どうしたんだろう? 行ってみよう!」

なんだ、モニターテレビが爆発しただけだ

研究員A「ヨイショ ヨイショ ヨイショ」
研究員B「さあこれで修理は終わった。テストしてみよう」
研究員A「はい」

魔王「よし、101号、作戦開始しろ」
101号「ははー」
魔王「ゆけ、行って空港ビルをことごとく破壊するのだ、ブラック!」
ブラック「うぇぇぇぇぇ」

「あ!」
バリカン「ああっ」
「二人共、安全な場所に逃げるんだ!
ブラック「ううぇぇううぅ ううぇぇぃうううぅ」

チャージングGO!!

ブラック「ううぇぇぇぇあああ」
「それっ」
ブラック「ううぇっ うぅ あぁ~」

「やっぱり僕の思った通りだ。ジュラル星人は、きっと電送マシンをカセットしたロボットを送り込んで、重要な港湾施設や空港を、爆破していたんだ! あの電送マシンを使えば、ジュラル星人の電送基地へ、行けるはずだ」
キャロン「でもそんなこと危険よ」
バリカン「ややや止めなよ、研」
「どんな危険な事だろうと、やらなきゃならないんだよ!」
「これが電送スイッチだ」
キャロン「お兄ちゃん、行かないで」
「心配しないで、キャロン」
キャロン「神様」
バリカン「カミサマッ」
キャロン「どうぞお兄ちゃんをお守りください」
バリカン「ケン坊マモッテネ」

ジュラル星人「やや、チャージマン研だ」
「うわああああぁ」
「ええええい」
ジュラル「ううわああああ」
「ぐぅぅ……」
「くっそぉ……」
ジュラル「ううぇえあああ」

「脱出だ!」

バリカン「研、これでもう安心だね」
「いや、ジュラル星人の本拠を叩き潰さない限り、安心とは言えないよ。今に必ず本拠を突き止め、そして、全滅してやるぞ!!」