恐怖の森

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「恐怖の森」(きょうふ-もり)とは、『チャージマン研!』の第59話(DVD版では60話)である。

本編[編集 | ソースを編集]

登場人物[編集 | ソースを編集]

あらすじ[編集 | ソースを編集]

山間にキャンプにやってきた泉家。パパは飯盒を炊くための薪に火をつけようと悪戦苦闘していた。煤だらけになった顔を見て笑う研、キャロン、バリカンをパパは薪拾いに行かせる。

薪を集めている最中、銃声を聞いた3人のもとに、小鳥が弱って落ちてくる。小鳥は撃たれていたが、まだ息はあった。小鳥を手当てするべくテントに戻る途中、2人組のハンター(マリオとルイージ)に遭遇。彼らは小鳥を渡すよう迫る。猟を楽しむために東京からやってきたという彼ら。だが彼らがいたのは猟が禁じられている区域だった。小鳥を強奪しようと襲いかかる赤い帽子のハンターを研はひねり返すも、緑色の帽子のハンターに猟銃を突きつけられる。そこにバリカンが体当たりし、研がハンターから猟銃を叩き落とす。観念した2人組は退散し、研たちは小鳥を手当てするためにテントに戻る。

研たちから逃れたハンター2人組だったが、彼らは研究所のような建物、そしてジュラル星人に遭遇してしまう。ジュラル星人は、地上に第二の拠点を作るべく山奥で調査を行っていたのだった。彼らは逃げ出そうとするが、侵入者検知用のレーザー?を踏んでしまい、ジュラル星人たちに見つかってしまった。ジュラル星人たちに取り囲まれる2人組。彼らの悲鳴を聞いた研は、彼らのもとへ向かう。変身した研は、ジュラル星人をアルファガンで倒していくが、次から次へとジュラル星人が現れてくる。そこで研はビジュームベルトでジュラル星人を一網打尽にし、アルファガンの光線を建物の頂点に照射。建物は爆発した。

猟の道具を燃やす2人組。鳥や動物の狩猟はもうやめるという。研たちが保護した小鳥も元通り回復。飛んで行く小鳥を見送る研たちだった。

内容について[編集 | ソースを編集]

  • 「猟をするために東京からやってきた2人組のハンター」「2人組のハンターが森の奥で怪しげな建物に入り、殺されかける」と言うシチュエーションから、宮沢賢治の短編小説「注文の多い料理店」を下地にしたと思われる回。「鳥の一羽や二羽どうってことない」等と"命"を軽視していた身勝手な2人組が、研に命を助けられて"命の大切さ"を思い知って改心する様は、チャー研としては中々凝った筋立てと言えよう。
  • 日本では、鳥獣保護管理法によって、鳥獣の狩猟を規制する区域を「鳥獣保護区」として指定する制度がある。作中研が言っていた、「この辺で猟をするのは禁じられている」というのは、この鳥獣保護区のことを言っているのではなかろうか。そのような区域には、赤地に白色の文字で「鳥獣保護区」と書かれた看板が掲出されている。
  • 2人組のハンターのうち、一人は赤色の帽子を、もう一人は緑色の帽子をかぶっている。そのため、チャーケニストたちからは「マリオ」や「ルイージ」と呼ばれている。
  • 作中のジュラル星人の地上基地にはフェンスがないようだ。隠匿が必要な施設にもかかわらず、そのための策がまるで講じられていない。
  • 2人組(のうち1人)が踏んだ侵入者検知レーザー?は、人間以外の動物でも検知しそうであり、誤検知ばかりで使い物にならないのではないか。もとより、人間より科学力がはるかに高いジュラル星人なら、もっと高度な警備システムを作っていそうな気がするのだが…。
  • 海底に本拠を持っているが、さらにこの山奥に第二の基地を築く為に調査している」とやたら説明口調なジュラル星人。即時始末するからとはいえ、敵である地球人に聞かれてもいない本拠地の所在や基地新設の計画をベラベラ喋ってしまうのは如何なものか。
  • ジュラル星人が地球にやってきてからかなりの時間が経ち、相当数が人類社会に潜伏しているはずだが未だに海底基地以外の基地を持っていなかったらしい。円盤が高性能で地球上どこでもすぐ移動できるが故だろうか。
  • 仮に弱っていたとしても、野鳥など野生動物をむやみやたらに保護してはいけない。人間が手を出すことでかえって悪影響をもたらすことがある。また、許可なく野生の鳥獣を捕獲したり、飼ったりすることは鳥獣保護管理法により禁じられている。けがをしている鳥獣は、動物園や動物病院などで保護してもらえる場合がある。

影響を与えた(であろう)主な作品[編集 | ソースを編集]

  • DeathForest~森からの脱出~
  • マリオブラザーズ

台詞[編集 | ソースを編集]

恐怖の森の台詞書き起こし

前回・次回リンク[編集 | ソースを編集]

脚注[編集 | ソースを編集]