「僕のパパは時代おくれ?」の版間の差分

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== 本編 ==
== 本編 ==
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== 登場人物 ==
== 登場人物 ==

2022年6月30日 (木) 22:35時点における版

「僕のパパは時代おくれ?」(ぼく-じだい)は、『チャージマン研!』の第33話(DVD版では34話)である。

本編

登場人物

あらすじ

ある日の朝、学校に登校する生徒たち。研は、浮かない表情で壁にもたれるクラスメイト、おさむ君を見つける。勉強はもう嫌だというおさむ君。自分の父親のことでマモル君にいじめられたという。

おさむ君のパパ・横田三吉は、今の時代が大嫌いでわざと昔風の生活をしていた。ある夜、満月をみて、「おさむや、あの満月には何が住んでいると思う?」と三吉。「月には今、基地が五つ、宇宙船と人工衛星が…」とおさむ君が答えるが、「大馬鹿者!月にはうさぎさんがいて、餅をついておるのじゃ!‎」と怒られてしまった。居合わせた人々からは笑われてしまう。笑われても頑固な態度をとるパパに対し、恥ずかしそうにするおさむ君。

人々がムーヴウェイ[1]に乗って移動する傍ら、三吉はムーヴウェイに乗らず下駄をはいて歩くも、下駄の緒が切れて転んでしまう。雨の中、透明なドームの中に入り移動する人々をよそに傘を差しながら歩くが、傘がぼろぼろになり使い物にならなくなってしまった。街中で頭上を走る列車[2]の騒音に驚いて耳をふさいでいたところ、ロボットに無理やりムーヴウェイへ乗せられてしまう。腹いせに下駄を飛ばすと自動販売機にぶつかり、大量の商品が飛びだしてきて埋もれてしまう。公園では、落下傘ゲームを楽しんでいた若者たちを見て腰を抜かし、「最新流行の落下傘ゲームだぜ!知らないのかよ?」と馬鹿にされる。こうして、三吉はいたるところで笑いものになっていた。

公園のベンチに一人腰掛ける三吉。機械だらけの世の中に耐えかねた三吉は、公園の木の枝にかけられていたロープで首をつり自殺しようとする。しかし枝が折れ失敗してしまう。

別の枝にロープをかけようとするが、すでにロープがかかっているのを見つける。そしてジュラル星人が現れ、自殺の手助けをすると言ってきた。三吉は気が変わるが、一人でも多くの人間が消えることを望むジュラル星人は執拗に迫る。

そこに研が現れ、その場にいたジュラル星人を全員始末した。

木の陰から現れるおさむ君が現れ、三吉が抱きしめる。「時代遅れ」扱いに腹を立てる三吉だったが、それでもおさむ君は自分の父親を誇りに思うのだった。

内容について

  • 「チャー研」の描く未来の世界の日常がよくわかる回。「ムーヴウェイ」なる動く歩道が街中に張り巡らされ、歩くことなく移動できるんDA。というか、ロボットによってムーブウェイに乗る事を強いられているんDA。ムーブウェイは他の話でも度々登場しているが、結構分かりづらいだろう?雨の日はドームのような物で歩行者を覆っているんDA。電車は空中を走行しているのに、SEが余計な仕事をするせいで何故かレールのようなガタゴト音がするだろう?専門的なことはともかく、宇宙局によって月面開発が進んでいるんDA。
  • 月でウサギが餅をついていると真顔で言う三吉。時代遅れな風を出したかったのだろうが、いい年をした大人のセリフとは思えない。
  • チャー研にしては話自体のコンセプトは割と良く練られた話といって良いだろう。話のオチもかなりまともに締められている。ただ細かく見ると、開始早々おさむ君の物騒な台詞あんな奴ら、誰かに殺されればいいんだよ!、回想シーンでのキチガイつつ、いつ回想シーンを抜けたのか分からない構成、ジュラル星人が現れ突然気が変わるおさむ君のパパなど、やはりいつもどおりツッコミどころ満載である。
  • 落下傘ゲームというのが流行しているらしい。どう見てもパラシュートで降下しているようにしか見えない。その点ゲームというよりはアクティビティであるが、何かゲーム要素でもあるのだろうか。もとより、街中をパラシュートで降下しているのは危険ではないか?
  • 落下傘ゲームの参加者といい吉坂博士といい一部のジュラル星人といい、生足が流行りなのだろうか?
  • たった一人の人間に対して、自分たちの手でさっさと消してしまえば済むところをわざわざ自殺させようとする、相変わらず回りくどいジュラル星人。ちなみに、「自殺の手助けをする」行為は『 自殺幇助罪 』に、「自殺を執拗に迫る」行為は『 殺人罪 』に該当する立派な犯罪である。

台詞

僕のパパは時代おくれ?の台詞書き起こし

影響を与えた(であろう)主な作品

  • 忌野清志郎「パパの歌」
  • 河島英五「時代おくれ」
  • かまやつひろし「我が良き友よ」

前回・次回リンク

脚注

  1. 動く歩道のこと。三吉を無理やりムーヴウェイに乗せたロボットのセリフから。
  2. 空中を走っているのか、あるいはモノレールかは不明。