僕、時々おいしいものを差し入れに行きますよ

僕、時々おいしいものを差し入れに行きますよ」は、「チャージマン研!」第28話「宇宙ロケットZ9号」における泉研の台詞。

概要編集

ジュラル星人とのロケット図面を巡る騒動の末、警察に逮捕されることとなった山村博士。自責の念に駆られる彼を見送る研はこう言った。

同回の「あなたは、人類を裏切ろうとした」という台詞といい、上から目線な態度を匂わせるが、(自身を助けてくれた事もあり)山村に残っていた僅かな良心を汲んでの励ましの言葉にも聞こえる。見殺しはするが犯罪者でも人間を害せない研の人を信じる心を映し出した台詞であろう。親族でもなければ知己でもない罪人にそこまで親しげに接するのも不自然だが…。

しかし、実際の刑務所や留置場では食料品や飲料品の差し入れは受け付けていない[1][2][注 1]ため、「おいしいもの」を差し入れすることはできない。日用品や書籍についても制限が厳しいため差し入れをする際は事前によく調べるのが望ましい。100年後には規制が緩和され、食べ物の差し入れも認められるようになったのだろうか。

また、100年後の日本では受刑者は全て伊豆囚人島へ収容される[注 2]が、立地が立地だけに簡単に差し入れを持って行けるような場所ではなさそうである(現実では郵送での差し入れも可能なので直接持ち込む必要はない)。研は「差し入れに行きますよ」と言っているので自ら届けるつもりらしい。確かにスカイロッドがあるので(本人にその気があれば)行けなくはなさそうだが。

脚注編集

注釈編集

  1. ただし拘置所では所内の売店で購入したものに限り差し入れすることが可能。
  2. 第18話「囚人島大脱走」より。

出典編集