ボルガ博士

ボルガ博士( - はかせ)は、第35話「頭の中にダイナマイト」に登場するキャラクターである。

概要編集

 
ボルガ博士

東京湾上の海上工業都市を設計した、西ドイツ[1]の科学者。映画館にてぶつかってきたに「お菓子好きかい?」と尋ね、 「うん、大好きさ!」と答えた研を笑顔で許すおおらかな性格の持ち主である。しかしその直後怪しい男達に連れ去られてしまう。

その後学者らを集めレセプションを催す。しかしすでに博士は人間ロボットに改造され、爆弾が仕掛けられていた。研は博士をスカイロッドで連れ出し、追いかけるジュラルの円盤めがけて博士を投下。博士もろとも円盤は爆発した。

まるで爆弾でも投下するような博士の扱いに、視聴者の腹筋と精神もまた破壊された。もはやお許し下さい!で許されるレベルではない。

MADでは、落下時の悲鳴が素材になったり、ボルガ博士に倣っていろんなキャラが落とされたりと散々。しまいにはゲームとかで研の武器にされたりしてる。しかし本編を見ての通り、本人はあくまで温厚で不可解な言動もない立派な科学者である。にもかかわらずここまでオモチャにされるとはある意味本当に「かわいそうな」存在である。

ちなみに、絵コンテ上では「ゲルテ博士」だったらしい。絵コンテではいかにもドイツ風の名前だったのに、何故ロシア風の名前になったのだろうか。

かつてソ連にはヴォルガ・ドイツ共和国という自治区があり、第二次世界大戦の際、住んでいたドイツ系住民が追放されたという経緯がある。その追放された人々の子孫が、このボルガ博士・・・なのかもしれない。

脚注編集

  1. チャージマン研!が放送されたのは、まだドイツが東西に分断されていた1974年。