バリカンおまえはキャロンをかばってくれたのか

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バリカンおまえはキャロンをかばってくれたのかとは、コミカライズ版チャージマン研!』における泉研の台詞。

概要[編集 | ソースを編集]

「冒険王」連載『チャージマン研!』第4話 (最終回) での台詞。

お世辞にも円盤には見えない円盤が突如A地区に落下、巨大なロボットに変形する。ジュラルの魔王が操縦するロボットは街を破壊しながら泉家に向かい一直線に進んでいく。ロボットはチャージマン研を家族もろとも殺す為にやってきたのである。

急いで避難しようと一家はエレベーターに乗り込むが、泉キャロンバリカンがいない事に気付き、パパの静止も聞かずにエレベーターを飛び出してバリカンを探しに行った。研はキャロンを追って後をついていくが、ロボットが家を叩き潰してしまう。家が瓦礫の山となった中、研はとっさにチャージマン研に変装した為無事だったが、キャロンとバリカンはどこにいるのかわからず、研は叫ぶ。すると、瓦礫の下からバリカンが出てきた。

(以下、可読性の為句読点を追加しています)
研「おおバリカン、キャロンをしらないか」
バリカン「ここ、ぼくの下にいるよ…………………」

バリカンは自身の下にいるキャロンを指さすが、次の瞬間、首が根元から外れてしまった。

「バリカンおまえはキャロンをかばってくれたのか」

そう、バリカンは自らを犠牲にしてキャロンの上に被さる事で、とっさに瓦礫からキャロンの身を守ったのである。

魔王「いたな、チャージマン研!!」
研「そうはいくかーっ」
キャロン「あ、バリカンがつぶされてしまったわ」

研を仕留めそこなった魔王は、追撃に腕を振り下ろすが、研はキャロンを抱えつつ空を飛んで攻撃を回避する。しかしながら、振り下ろした先にはバリカンがおり、腕で潰されてしまった。キャロンは涙を流してまでこの事を悲しんだ。その後、研はなんとかロボットを破壊する。爆発により魔王は命を落とした。

研「とうとうジュラル星人は消えた……かわりにバリカンと家がこわされてしまった……」
パパ「研……、この地球を守るためには、しかたなかったのだ!!」
研「はい……わかりました。これからも地球はぼくたちが守りましょう」

ジュラル星人から地球を守った研であるが、家と共に家族であるバリカンを失った事に悲しみを浮かべる。しかしながらこれからも地球の平和を守る為に、悲しみを乗り越える事を決意する。

何かと超展開や説明不足でどこかコミカルな印象を受けるアニメ版に対し、コミカライズ版ではシリアスな展開があり、ジュラル星人も聖人ではなく本物の悪役として振る舞う。空気の読めない言動で何かとウザがられるバリカンであるが、一方でどこか可愛いと評される事もあり、アニメ版に見られなかったシリアスな展開とまさかのバリカンの死に、チャーケニストは強い衝撃を受けた。


しかしその後…

研「パパ、バリカンもうるさいけど。いないとさびしいや、はやくなおそうよ。

なんと、バリカンは修理できると言うのである。最後のコマでまさかのどんでん返し。バリカンの頭部をキャロンが持っている為、恐らくは頭部が無事ならばまた修復できるのだろう。いつになくネタ抜きで素直に感動していたチャーケニストは、とんだオチにひっくり返されてしまった。まあバリカンが治るならいいよね。

関連項目[編集 | ソースを編集]