バカのとこへ行ってあげて

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バカのとこへ行ってあげて」とは、「スーパータロム」における日暮里博士の妻の台詞。

概要編集

 
バカ

海底調査ロボとの戦いを終え帰還したタロムらの無事に涙するママの発言。

本当は「パパのとこへ行ってあげて」と言っているのだが、その直後に切り替わる、夕陽を眺める日暮里博士のまるで何かを成し遂げたかのような清々しい表情が見様によって本当にバカっぽく見えてしまう。

実際、科学技術庁所属の科学者という立派な肩書きがありながら作中での目立った活躍は少なく、タロム達を技術面でサポートするような描写も見られない。それどころかロボットの暴走に伴う犠牲者の安否より暴走の原因に関心を向けるモラルを疑われかねない一面や、今まで実父のように接してきたタロム達へあまりにも唐突に「本当の父ではない」という真実を告げる突拍子の無さなどが、彼の品格を下げる要因となってしまっている。

主人公を見守るキーパーソンにもかかわらずお世辞にも尊敬に値する器ではないと結論付けるかのように、チャーケニストからも遠慮なく「バカ」呼ばわりされつつ物語は静かに幕を閉じるのであった。