スカイロッド 地底に突っこめ!の台詞書き起こし

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「吉坂博士。こんな山の中に、工場が出来るんですか?」
吉坂「うーん。今まで山間部の工場建設は不可能とされていたんだが、地熱ぢねつの利用でそれが可能になったんじゃ」
「地熱ですか?」
吉坂「地球の中の熱じゃよ。火山の多い日本は、自然と地熱が高い」
「だから日本は温泉が多いんですね」
吉坂「そう。そこで地熱の発生地点をボーリングし、蒸気でタービンを回して工業用地熱発電を成功させたんじゃ」
「よく分からないんだけど、何の工場が出来るんですか?」
吉坂「砂鉄工業のコンビナート工場群さ。研君、これは日本の大いなる飛躍なんだよ」

「博士、今のは?」
吉坂地下で核爆発を起こさせているんだ。その熱を保存して、蒸気タービンでエネルギーに変える発電方法もやっているのさ」
「あっ!」
吉坂「いい、今のは何だ?やけに激しかったな。君、急いで着地してくれたまえ!」
ヘリのパイロット「はい!」
「博士…!」
吉坂「まさか…核爆発を連続させるなど、そんな馬鹿な事が…!」

パイロット「博士。この様子では着地は不可能です」
吉坂「よし。ひとまず、あの山の頂上へつけてくれ!」

「博士、一体これは!?」
吉坂「分からん!」
「博士!」
吉坂「い…急ごう!」

吉坂「一体何が起こったのじゃ!?」
建設作業員「吉坂博士!分からねえだ!核爆発をやったら、いきなり続けて幾つも爆発が起こっただよ!」
「また次のが起こるかもしんねえぞ!」
「それより、仲間が閉じ込められてるだ!変な奴らに無理矢理に!」
吉坂「何ぃ!?」
建設作業員「おらぁ見ただ! 爆発が起こる前に見たこともねえ気味の悪ぃ男達が地底現場へ入っていくのをよ!爆発も、そいつらの仕業に違ぇねえ!」

「はっはっは……コンビナート工場群の建設は絶対に成功させん!」
建設作業員「お、おめぇ達は誰だ!?」
男→ジュラル星人「今見せてやるわ!」
建設作業員達「あぁぁ……」
ジュラル「我々ジュラル星人がこの地球を勝ち取るまで、お前達人間の文明を全て破壊するのだ!やがて何もかも灰になった時、我々ジュラル星人がこの地球の新しい支配者になる!」
建設作業員「ふざけるんじゃねえ!好き勝手な事をほざきやがって!そう簡単に人間様が片付けられてたまるかい!こ、この俺様を、だ、誰だと思ってやがる!
ひゃああああ!
ジュラル「お前達はここで死んでもらう!更に大きな爆発で、お前達は吹っ飛ぶんだ!ふっふっふっふ……」
こいつでな!」
建設作業員達「うぁぁ……」
「うわぁ~!たた助けてくれぇ~!」
ジュラル「はっはっはっはっはっは!ははは!」

チャージングGO!!

ジュラル「よぅし、引き上げる!ん?あの音は何だ!?」
「くそぉ、チャージマン研だ!」
「たぁーっ!」
「えいっ!」
「あっ!」
建設作業員たち「うわぁぁ…」
「えいっ!」
ジュラル「うわっ!」
「やぁっ!」
ジュラル「わあっ!」
「そぉれ!」
ジュラル「ぃぐあぁーー!」
「うぇあぁ〜〜!」
「うぅあぁ〜〜……」
「あっ!」
建設作業員「助かったぁ!」

建設作業員たち「ありがとう!」「ありがとう!」「ありがとう!」「どうもありがとう!」
「さようならー!」
「博士。僕、一つ心配な事があるんです」
吉坂「何じゃね?」
「山奥にあんな工場が出来ると、自然の美しい森や川や小鳥達は…?」
吉坂「はっは…心配いらんよ。工場廃液は工場内の処理タンクで消滅できるんじゃ」
「なんだ、そうか。鳥さん達、安心して住めるんだよー!」
「あっ!?あれ〜!?何だか(?)、えへへへへへ、えへへへ……」