ジュラル星人X-6号

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ジュラル星人X-6号(ジュラルせいじんエックス-ろくごう)とは、「チャージマン研!」の第8話である。

本編[編集 | ソースを編集]

登場人物[編集 | ソースを編集]

あらすじ[編集 | ソースを編集]

野外学習で鉛筆片手に写生をしていた研。その様子を、人間の女に化けていた一人のジュラル星人が遠くから見る。しかし研は彼女の存在に気が付いていなかった。

彼女は、研を殺すべく木に光線を発射。木が倒れ、子供達はパニックに陥る。研も逃げようとしたが、転んでしまう。不敵に笑う彼女。しかし、木が彼女めがけて倒れてきた。逃げようとしたが、足を滑らせ転倒してしまう。そこに研が飛び込んできた。研のおかげで、間一髪のところ彼女は助かった。しかし研は足を木に挟んでしまい、気を失ってしまう。

「X-6号!今だ!チャージマン研を殺すのだ!」無線?を通じて命令するジュラルの魔王。彼女(X-6号)は気を失った研にナイフを向けるも、殺すことができない。そこになぎさ先生たちが駆け付け、X-6号はその場を去った。 研を殺せなかったことに対して仕打ちを受けるX-6号。魔王は、研に助けられたためという理由を一蹴。「俺たちジュラル星人は感情などという下等なものはとうの昔に忘れた筈だ!」。X-6号に再度研をやっつけるよう命じる。

研は病院に運ばれていた。布団で横になる研。足の打撲だけで、命に別条はなかった。X-6号は研の入院している病院に忍び込む事に成功。研の病室に入り、寝ている研にナイフを向ける。しかし、ナイフを振り下ろすことができない。

ちょうど目を覚ました研。「あなたはあの時のお姉さん!」。そして、ジュラル星人であることも見破られてしまう。「殺せ!何故殺さぬ!」と無線?で魔王。とうとう、研を殺せなかったX-6号はナイフを捨て崩れ落ちてしまった。あのとき助けた理由を問うX-6号に、「何故…だって当たり前じゃないか!」と研。

「…あたしの負けよチャージマン研…あたしには捨てたはずのものが残ってたの…!」。病室から走り出るX-6号。しかしそこには、X-6号を殺すよう魔王から命令されていた他のジュラル星人たちが待ち構えていた。廊下に響き渡るX-6号の悲鳴。ジュラル星人たちは研の病室に向かってくる。研は、痛みを堪えてなんとか変身し、ジュラル星人達を迎え撃った。

黄昏の中、X-6号と出会った場所にたたずむ研。「X-6号、僕は忘れないよ。ジュラル星人の中にも君みたいな敵がいたことを」。花束をたむけ、涙を流した。そこへやってきたキャロンとバリカン。ママが研の退院祝いにすごいご馳走を作って待っているという。2人とともに、研は家へ帰る。山の間から美しく夕日が輝いていた。

内容について[編集 | ソースを編集]

  • 作画崩壊回。特に研が「あ、あなたはあの時のお姉さん!」と言っている場面だが、そこで画面全体に写る研の顔が非常に気持ち悪い。この、通称「キチ顔」は、この動画の04:01辺りで見ることができる。
  • X-6号がケバいおばさんお姉さんにしか見えなかったりなぎさ先生達の走り方が非常に滑稽特徴的であったりと作画の不安定さが窺える回なのだった。
  • 強烈な作画に隠れてしまってはいるが、話のテーマはチャー研にしてはしっかりまとまった回とも言える。半ばネタ的な意味合いで「ジュラル聖人」と言われるジュラル達と異なり、過去に捨てた筈の心を取り戻し間もなく無惨な最期を遂げたX-6号は真の意味での「聖人」と呼ぶに相応しいだろう。彼女の死を弔い涙する研の姿も印象深い。とはいえ、魔王が「感情など捨てた」と言っておきながら怒りの感情を露にしていたり、最後までX-6号を「敵」扱いする研のセリフ等、やっぱり突っ込みどころは多い。なんとも「おしい回」の一つである。

台詞[編集 | ソースを編集]

ジュラル星人X-6号の台詞書き起こしを参照

影響を与えた(であろう)主な作品[編集 | ソースを編集]

  • 映画「モンスター・パニック 怪奇作戦」(1970年公開)“地球侵略を目論む宇宙人の手先を担うも『感情』を取り戻す事によって任務に抗うヒロイン”繋がり

前回・次回リンク[編集 | ソースを編集]

脚注[編集 | ソースを編集]