ジュラルの大逆襲

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ジュラルの大逆襲( - だいぎゃくしゅう)は、「チャージマン研!」の第47話(DVDでは第48話)である。

本編[編集 | ソースを編集]

主な登場人物[編集 | ソースを編集]

あらすじ[編集 | ソースを編集]

海中にあるジュラル星人の基地。ジュラルの円盤がいくつも配備されている。「もう我々は地球をこの手に握ったも同然である!」と、ジュラルの魔王が集まったジュラル星人たちを鼓舞する。そして、X部隊に地上への出動を命じる。ジュラル星人たちを乗せた円盤が次々と基地を発った。

研の家。ジュースを飲む研たち。休みであるにも関わらず用事があるパパに代わり、研がキャロンとバリカンを空港を連れていくことにした。ちょうどその頃、パトロールをしていた警官たちが円盤を目撃する。円盤の一つが光線を放ち、警官たちは犠牲になってしまう。

空港にやってきた研たち。次々と飛んでいく飛行機をみて楽しむ3人。3人がジュースを飲んでいると、爆発が起こる。外を見ると、飛行機は炎上し、ジュラルの円盤が何機も飛んでいる。研は変身し、スカイロッドで飛び立つ。ジュラルの円盤がスカイロッドに光線を放つ。スカイロッドはそれをかわし、リップルレーザーを発射すると、ジュラルの円盤たちは一網打尽に。

悔しがるも復讐を誓うジュラルの魔王。スカイロッドは彼方へ飛んで行った。

概要[編集 | ソースを編集]

  • 「ジュラルの大逆襲」というタイトルから「ジュラル星人によって研が一時ピンチになる」という展開かと思いきや、結局いつものようにあっさりやられてしまうジュラル星人なのだった。逆襲大失敗。
    • そもそもこの回では後述の魔王様の発言により研を無視して作戦を進めており、逆襲する気すらない。
  • また、この回は冒頭から尺稼ぎがあるくらい内容の薄いエピソードである。研達が空港を見に行く必要性も全く感じられない。世界観の説明くらいの意味しかない。それ以外にも何のために入れたのかわからないシーンが多い。それを入れるくらいなら戦闘シーンを増やせばいいのに
  • しかしながら、チャーケニストに人気の魔王様の演説シーンにおける気にするな!発言はあまりにも有名。「魔王様!一つ気がかりな...」→「気にするな!人類とて...」の流れは使い勝手が非常によく、チャーケニスト同士のやりとりで頻繁に使われる。
  • 他にも工場廃液を彷彿とさせる気味の悪い色のジュース原子力で動く飛行機、研VSジュラル戦のMAP兵器によるスピード決着にも注目。
  • 原子力ジェット機はニューヨークまで一時間で到着するという研の解説がある。これは超音速旅客機として知られるコンコルドの約6.5倍という猛烈な速度である。巡航速度は少なくともマッハ13に達し、現代の航空機とは比較にならない進歩を遂げていることが分かる。スカイロッドでアフリカまで日帰り旅行が出来るというのも納得である。

名言・迷言[編集 | ソースを編集]

余談[編集 | ソースを編集]

絵コンテでは、演説から出動までのシーンのやりとりはこんな感じだった。

  1. 魔王「もう我々は地球をこの手に握ったも同然である!地球人の科学力は…」
  2. ジュラル星人「魔王様!一つ気がかりなことがあります。北九州を襲った同志が円盤ごと消滅したこと[1]ですが…」
  3. 魔王「気にするな!人類とて…」
  4. ジュラル星人「魔王様!その地球人はチャージマン研と名乗り、恐るべき力を持っていると消滅寸前の円盤から報告がありましたが…」
  5. 魔王「よし!そいつの正体を突き止めてやる!X部隊、直ちに地上都市へ出動!」

と、割合まともなやり取りだった。しかしこの場合、もう47話というのになぜか研もチャージマンも知らないことになっており、設定がおかしい。一説によれば、この回は初期の没シナリオをそのまま再利用したためこのようなちぐはぐなストーリーになってしまったと言われている。 上記のやり取りは仮に第一話だとすると確かに違和感はない。そこをトップを無能にして辻褄を合わせようとするあたりがチャー研クオリティなのであった。

まあ、専門的なことはともかく気にするな!

影響を与えた(であろう)主な作品[編集 | ソースを編集]

  • マシンロボ クロノスの大逆襲

台詞[編集 | ソースを編集]

ジュラルの大逆襲の台詞書き起こしを参照

前回・次回リンク[編集 | ソースを編集]

脚注[編集 | ソースを編集]

  1. 恐らくリップルレーザー(?)の伏線と思われる。