シンデレラの少女

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シンデレラの少女(-しょうじょ)は、『チャージマン研!』の第41話(DVD版では第43話)である。

本編[編集 | ソースを編集]

登場人物[編集 | ソースを編集]

あらすじ[編集 | ソースを編集]

ある夜、少女ルミ子は玄関の掃除をしていた。それを脇目に、ルミ子の継母・銀子の2人娘(ヒデ子とタマ子)が、中村家の御曹司である三郎くんの誕生日会に参加するため出かけていく。両親を亡くし継母のもとへ引き取られたが、両親が何も残していかず無一文だったがためにぞんざいな扱いを受けていたルミ子。銀子は豪華な夕食を口にし、彼女に食事の後片付けと洗濯を命じて部屋を出ていった。

すると、一人の男が現れ、「君も楽しいパーティーに行きたくならないかね?」と。男が目から光線を放つと、彼女の服は綺麗なドレスへと変わった。ちょうどそこに銀子が現れ、ルミ子をパーティに連れて行こうとする男を止めようとするも、男から袋をもらうと、銀子は快諾した。金目のものが入っていると思った銀子だったが、袋の中に入っていた蜂にやられてしまう。

三郎くんの誕生日会。父親が航空会社の社長でお金持ちのこともあり、会は盛大に催され、研、キャロン、バリカンも参加していた。参加者たちが誕生日を祝うと、三郎くんの発案でダンスパーティーを行うことに。つまらないと思ったバリカンはどこかへ行ってしまう。三郎くんと踊りたいばかりに、言い争う銀子の娘2人。そこにルミ子が登場した。継母の娘2人にはなじられ追い出されそうになるが、三郎くんに惚れ込まれ一緒に踊ることに。それを見た2人は悔しがった。

屋敷の中をうろついていたバリカンは、2人組の男が何か物色しているところに出くわす。踊る三郎くんとルミ子を見ていた研に、バリカンはそれを伝えた。2人組は、新型旅客機No.8型機の設計図を見つける。彼らの目的は、それに細工をしとんでもないことを引き起こすことだった。そこに研が現れる。2人組は正体を現した。変身し、アルファガンでジュラル星人を倒す研。ジュラル星人に足を取られるも全滅させた。設計図は無事だった。

結局、「乱暴で下品な」銀子の娘2人は追い出されてしまう。三郎くんとルミ子は幸せな時間を過ごすのであった。

内容について[編集 | ソースを編集]

  • タイトルの通り元ネタは「シンデレラ」。名作童話もナックがアレンジすればこんなストーリーになってしまうのだ。ルミ子が最後どうなったかは作中で触れられていないが、少なくとも継母の家には帰れそうにない。「大事な姪」を売った報いを受けたことで継母も心を入れ替えてくれればいいのだが。それともルミ子はそのまま三郎君のところにお世話になるのだろうか?いずれにせよ幸せになってほしいものである。
  • タマ子が「あたしミリキ的[1]?」と尋ねるシーンが時代を感じさせる。
  • 作戦に利用していたとはいえ一人の少女を救ったジュラル星人。まさしく、ジュラル聖人というにふさわしい。
  • 男達を発見したときはバリカンが「ど、どろぼうだー」と言っていたが、報告を受けて男達のところに来た研は出会い頭いきなり「そうはいかないぞ、ジュラル星人!」と正体を見破っている
  • 今回はジュラル星人の叫び声のテンションがいつもと違う。また、研がチャージマンになる際のSEがこの回から一新されている。戦闘では研の足を掴み地面に叩きつける一撃を与えるも何事もなかったようにアルファガンを放つ研に瞬殺された。
  • 新型旅客機No.8型機は、主翼に2発、尾翼に2発の4発ジェット機のようである。正面図はロシア(旧ソ連)・ツポレフ設計局のTu-154、側面図はダグラスDC-8に似ている。

台詞[編集 | ソースを編集]

シンデレラの少女の台詞書き起こし

前回・次回リンク[編集 | ソースを編集]

脚注[編集 | ソースを編集]

  1. 70年代の流行語。魅力を「みりょく」ではなく「ミリキ」と読む。