サイボット ロボッチ

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サイボット ロボッチ」は、ナックが制作したテレビアニメ。放送局はテレビ東京。

概要

企画は西野くんこと西野清市氏だが、田中英二氏が亡くなった後の作品の為、従来のナック作品とはタッチが異なる(それもそのはずキャラデザインはダイナミック企画が担当している為)。

内容は天才科学者(もといエロオヤジ)である「Dr.デコ」が発明したサイボット(アンドロイドに近い人間ロボットの名称)「ロボッチ」やその仲間達が舞台である山川村でドタバタ劇を繰り広げるというもの。中盤からは悪の天才科学者「ハイブロー」にロボッチが挑むという内容に路線変更された。

天才科学者が作ったロボットがドタバタ劇を繰り広げるのは恐らく同時期のテレビアニメ「Dr.スランプ アラレちゃん」を意識していると思われる。また、後期作品であるためか、ナックアニメの中でも比較的作画が安定しており作中でチラチラ見かけるお色気シーンもなかなかの見ものである。

ナックアニメの通例通り楽曲の質は高く、特にオープニングの作曲は当時自らが率いるバンドを解散したばかりであった24歳の織田哲郎が手掛けており、後から考えると非常に豪華なものであった。また後年「赤い光弾ジリオン」の音楽を手掛けることになる入江純の手によるエンディングは当時としては珍しいラップ調のもので、先進的な試みであったと言える。(ちなみに両曲の作詞と歌を手掛けていた女性歌手は織田哲郎の仕事仲間で普段は事務をメインとしている人らしい。秋月律子か)

しかし、イマイチ人気が取れなかったのか知名度が低いまま放送終了を迎えてしまった。そのためか、チャーケニストはおろか、リアルタイム視聴者世代でも知っている人はほとんどいない。だが、2015年にYouTubeのキッズステーション公式アカウントにて他のナック作品と共に1話が無料配信されている。興味のあるチャーケニスト諸君は一度視聴してみてはいかがだろうか。