エジプトで出会ったやつ
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エジプトで出会ったやつ( - であ - )は、「チャージマン研!」の第55話(DVD版では53話)である。
本編[編集 | ソースを編集]
登場人物[編集 | ソースを編集]
あらすじ[編集 | ソースを編集]
ある夜、研とバリカンはサバンナに生きる野生動物のビデオを見ていた。ところが、もう寝るようテレビ越しに促したママによって中断されてしまう。つまらないと感じた研は、アフリカに行こうとバリカンに言い出す。
スカイロッドに乗る研とバリカン。一路アフリカを目指す。スカイロッドを使えば、夜までに家へ帰ってくることができるという。途中、バリカンはスカイロッドを操縦してみたいと研にせがむ。素人に操縦は難しいため渋る研だったが、「アフリカに行ってきたことを家族にばらす」と脅迫するため仕方なく操縦させる。ところがバリカンが操縦すると、スカイロッドはバランスを崩して砂漠に不時着。どうやらここはエジプトらしい。
研たちの目の前にはスフィンクス。スフィンクスについて説明しようとする研だったが、同時にジュラル星人も発見する。ジュラル星人は古代の財宝を持ち出そうとしていた。研に気づいたジュラル星人は、光線で研を攻撃。研は変身し、アルファガンで応戦した。
帰路に就くスカイロッド。地球上のあらゆる場所で侵略の準備を進めているジュラル星人を目の当たりにした研は、ジュラル星人への闘志を新たにした。
内容について[編集 | ソースを編集]
- アフリカに日帰り旅行するというのは一見無茶に思える。しかし、作中では日本からニューヨークまで一時間で行ける航空機が実用化されているので、スカイロッドもそれに近い性能をもっているのだろう。
- 「謎の美少年」で「変装は見世物じゃないし無闇に使ってはいけない」と言っておきながら、武器であるスカイロッドを旅行目的で使用している。しかもママの言いつけを守らずこっそり外出しており[1]、研がヒーローとしても子供としても模範的と言えない証拠を裏付けているかのようだ。「たまたまジュラルと鉢合わせになったから結果オーライ」とばかりの研にとって実に好都合な筋運びに見える。
- 研たちがエジプトに到着した際、不時着とはいえ入国手続きをした様子はない。つまり密入国である。
- なぜジュラル星人が古代の財宝を持ち出そうとしたのだろうか。人間の文明を駆逐することを目的としているなら、人間の作った財宝など彼らにとって価値のないもののはずだが、地球征服の資金にでも充てる気なのだろうか?
- 普段はジュラル星人に存在を軽視されがちなバリカンが珍しく標的にされている。バリカンによって計略を阻止された前例が幾つかあるためマークされるようになったのだろう。
- 「エジプトで出会ったやつ」とは、バリカンがライオンと勘違いをした “スフィンクス” なのか、古代の財宝を持ち出そうとした “ジュラル星人” なのか、その両方を指した “ダブルミーニング” なのか、今一つよく分からないタイトル。
影響を与えた(であろう)主な作品[編集 | ソースを編集]
- 作:ロバート・ブロック「無貌の神」(クトゥルフ神話)
台詞[編集 | ソースを編集]
前回・次回リンク[編集 | ソースを編集]
脚注[編集 | ソースを編集]
- ↑ バリカンの「うまく抜け出せたね」という台詞から。