アイアン星

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アイアン星( - せい)とは、『チャージマン研!』に登場した天体。

概要[編集 | ソースを編集]

アイアン星.jpg

第10話「地球を守れ!」にて登場。吉坂博士の説明では、銀河系の遥か彼方から突如飛んできた、小さいながらも恐るべき星らしい。地球に対して衝突するコースを取っており、まともにぶつかれば地球は終わりだという。最大の特徴は、火の玉のように燃えている事である。

ちなみにアイアン星と名付けたのは、吉坂博士らアイアン星に対する対策を考える学者メンバーであるらしい。そんな悠長な事やっている場合か。

アイアン星の対策として、まずミサイルでアイアン星の近くで小爆発を起こしてサイズを小さくし、次にガリバー光線で引っ張る作戦が考案されたが、泉研スカイロッドを操縦して行う危険な作戦の為、普段は全幅の信頼を置くパパでも反対する。そこに突如ジュラルの魔王が通信回線に割り込み、共闘を申し出る。地球を奪い取ろうとするジュラル星人からすれば、侵略する場所が無くなってしまえば困る為である。この奇妙な利害の一致により地球人とジュラル星人はつかの間の握手を行い、研のガリバー光線に加えてジュラル星人のパスカル光線により、アイアン星の軌道を衝突コースからそらす事に見事に成功した。

その他[編集 | ソースを編集]

研と吉坂博士は、アイアン星の事を「これは一種の流星と考えていいな。」「死んだ星が流れて落ちるあれですね。」と表現しているが、いろいろとツッコミどころ満載のやり取りである。流星は地球に岩石などが落下し、通り道の空気が圧縮され熱を帯びて輝く現象であり、宇宙空間を移動しているアイアン星には当てはまらない。まして単なる岩片に比喩的な意味でも生死の概念は存在しない。天体に対して生死が比喩的に出されるのは、恒星の一生や惑星の内部活動に対するものである。

むしろ、ミサイルで削れる事、アイアン星と言うネーミングから推察するに、固体表面を持つであろうかなり小さな天体が火の玉のように燃え上がっている事が不思議である。燃えていると表現される、内部で核融合反応が起きる天体は、最低でも質量が木星の13倍、直径は木星よりやや大きくある必要があり、固体の表面は持たない。天体物理学の常識から外れたアイアン星は、学術的な意味で "小さいが恐るべき星" と言えるだろう。

関連項目[編集 | ソースを編集]