おかし、燃えないじゃねぇか!
おかし、燃えないじゃねぇか!とは、『チャージマン研!』におけるジュラル星人 (山城新伍ジュラル) の台詞。滑舌が悪い事に由来する空耳であり、実際には「おかしい、燃えないじゃねぇか!」である。
概要
第25話「雄一少年を救え!」にて、昨晩目撃した強行をゆすりのネタとして雄一少年を誘い出し、放火を行おうとする山城新伍ジュラルとアカギジュラル。「おい!始めろ。」と山城新伍ジュラルが指示を出すと、アカギジュラルは手を貸すぜと言いながら自ら銃型の火炎放射器で火を放つが、なぜかちっとも燃えない。シャッターに当てても燃えないのは当然である。ここで山城新伍ジュラルは訝しげに、
「おかし、燃えないじゃねぇか!」
と言い放ち、再度性懲りもなくシャッターに火を放つがやはり燃えない。「どうした!?全然燃えないぜ!」と言うと、ここでどこかから高笑いが。
- 山城新伍ジュラル「き、貴様!」
- アカギジュラル「チャージマン記念!」
- 研「この一体の家には防火用の特殊装置をしておいたのさ!」
ジュラル星人が雄一少年だと思っていたのは、上着だけ雄一少年のを着ていた泉研であった。その後は、正体を現したジュラル星人と相手がジュラル星人だったので笑顔で虐殺を宣言する変装したチャージマン研のいつもの戦いである。
この回、防火用の特殊装置以前の問題として燃えない金属でできているであろうシャッターに火を放つジュラル星人の行動や、そもそも自分で放火するのに雄一少年を連れていく必要があるのかという疑問もあり、「おかし、」な点が多く突っ込みどころ満載である。加えて炎の色が青色だった為、放火ではなく放水と言われる始末である。
また、第27話にて、「燃える毒きのこの家」というタイトルであるにも関わらずお菓子の家が燃えずに溶けてしまった事に対して、「お菓子(の家)、燃えないじゃねぇか!」とツッコまれることがある。
ネタとして
放火犯が結果的に無罪放免になったように見える話の流れや、妙に語感のいい「これから毎日家を焼こうぜ?」など、25話は数あるチャー研の話の中でも有名であり、ネタの宝庫として重宝されている。空耳や語感の良さ、前後の奇妙な行動も併せ、「おかし、燃えないじゃねぇか!」は改変ネタとして以下のような使われ方としてよく使用される。
- そのまま「おかし、燃えないじゃねぇか!」。
- 熱い展開や曲を題材としているチャー研MAD。チャー研成分で要素が削がれている場合。
- 炎上ネタを題材としているチャー研MAD。チャー研成分で要素が削がれている場合。
- 一見燃えそうなものが何らかの理由で燃えない場合。
- 対義語的に「おかし、燃えるじゃねぇか!」。
- 熱い展開や曲を題材としているチャー研MAD。チャー研成分があるにも関わらず要素が保たれている場合。
- 炎上ネタを題材としているチャー研MAD。元々チャー研成分がその要素を秘めているので補強している場合。
- 一見燃えそうにないものが何らかの理由で燃える場合。
- 同音異義語である「萌え」を当てて「おかし、萌えないじゃねぇか!」。
- 他作品のキャラにチャー研キャラの絵柄やパーツ (特に多いのはキチ顔) などを当てて萌え要素が削られている場合。
- さらにその対義語としての「おかし、萌えるじゃねぇか!」。
- 他作品のキャラをチャー研キャラの作風で描いたが、萌え要素が失われていない場合。
- チャー研キャラを凝った絵柄 (俗にいう逆作画崩壊状態) で描いた為に、普通に萌えキャラとして評価できる状態となっている場合。
- その他、「おかし、○○じゃねぇか!」という形で「おかしい、○○であるべきなのにそうじゃないじゃねぇか」という意思表示として。どちらかと言えば肯定的に使われる傾向にある。
- 稀にチャー研ネタのお料理ネタ、特に菓子関連の場合「お菓子」と当てて「お菓子じゃねぇか!」と使用される事がある。